フォスターシティ市の概要
人口:31,000人
面積:51.4平方キロメートル
(稲城市の2.86倍)
人種構成:白人 45.4%
アジア人 45.0%
混血 他 9.5%
サンフランシスコ湾に位置する、1971年4月1日に設立された計画都市です。
自然を生かし、水辺を工夫し、美しいウォーターフロント都市として開発されました。湿地をうまく利用して、湖や水路を改良整備し、ショッピング施設にも小舟の為に船着き場を作るなど、水辺と共生する郊外型ニュータウンとなっており、ベイエリアにはIT企業や日系企業の駐在員が住む高級住宅街が立ち並んでいます。古い建物は再開発され、新しい街に生まれ変わっていて、スポーツと教育に熱心な市でもあります。
フォスターシティ市の詳しい情報は、
フォスターシティ市ホームページ(英語)にてご確認ください。
フォスターシティ市の自然や施設
ダフィボードからの街並み
サンフランシスコのベッドタウンとして再開発が進み、ウォーターフロントにお洒落な家を構えるところもあります。
ラグーン沿いの住宅には船着場があり、個人でダフィボートを所有してる家もあります。ラグーンに面したショッピングセンターにも船着き場があります。
レクリエーション施設
施設内には、地元の芸術家が無料で作品を展示することができるアートギャラリーがあり、出展者は値段を付けて販売することができます。大変人気があり、展示の予約がかなり先まで埋まっています。
レオ J. ライアン記念公園
サンフランシスコ湾から海水を取り入れ、水位を制御できる人工的な水路(ラグーン)あります。市内に降る雨は全てここに集まります。
このラグーンをバックに野外コンサートができるステージがあるレオ J. ライアン記念公園です。
フォスターシティ小学校
フォスターシティ小学校では、800人程の生徒がいるため、ランチは2交代制となっています。また、特別支援教室や英語の苦手な外国人生徒の補習授業を行う教室などがあります。
フォスターシティ市との姉妹都市提携について
フォスターシティ市は、サンフランシスコ空港から約10㎞圏内にあり、サンフランシスコ・羽田間には直行便も就航していることから、渡航の利便性も良好です。また繁華街やダウンタウンなどがなく、全米でもベスト8に選ばれるほど安全な街であり、さらに白人45.4%、アジア人45%という人種構成から、日本に対するイメージも良好で、海外姉妹都市提携を進める上では、子どもから大人まで、安心して交流を行うことができる街です。
人口が3万人程度であり、お互いを理解するためにも、交流相手として適度な規模となっています。さらに、市制施行が稲城市と同じ1971年(昭和46年)であり、ベッドタウンであること、水を活かした街づくりをしていることなど、稲城市との共通点も数多くあります。またフォスターシティ市は、青少年のスポーツ部門に大変力を入れており、市内の公園には、多くの野球場やサッカー場も整備されています。そのため、少年野球の交流をはじめ、様々なスポーツ交流を実施するための施設が充実しています。さらに、小中学校では、インターネットやスカイプを活用した交流をはじめ、グリーティングカードなどの手紙交換や青少年の交換派遣など、様々な交流へと発展させていく可能性も持っています。
以上のことから、フォスターシティ市と姉妹都市を結ぶことにより、幅広い住民同士の交流が可能となり、新たな出会いや友情の輪が広がり新しい文化が創造されていくこと等、夢はふくらみます。